window - “誰か”2017.8.13.10:44-10:39
アクリル板、レーザー加工

windowシリーズはデジタルデバイスでの「情報を見る行為」を立体物として留めることにより、顧みるための作品です。スマートフォン、パソコンを利用した画面の様子を、アクリル板にレーザー彫刻加工によって刻みつけています。
近年ではインターネットや携帯デバイスの浸透により、アプリや検索エンジンを通して情報を得ることは日常的なものとなりました。そこでの閲覧した情報は記録として残り、今日ではその記録を元にしてアプリや検索エンジン自体が傾向を分析し、表示する情報を個人に合わせ変化させています。そのことは「見る行為」自体が自身の見ている世界を閉じるように形成するものでもあり、また一つの個人情報の塊にもなりうるのではないかと考えます。そこに密やかにある危うさを、彫刻として普段の画面上の流動的な状態から見ている情報を切り離すことにより、提示できるものにならないかと試みています。
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